横浜営業所 調査課課長 清川隆則

横浜営業所 調査課課長
清川隆則
所属:調査課
入社:2007年

仕事の楽しいところ・やりがい

取引先から創和の一員になるまで

 今でこそ創和の一員として調査課に勤めている私ですが、元を辿れば取引先として同じ業務を担当していました。残念ながら当時の会社は経営が傾きなくなってしまったのですが、縁あって同僚とともに創和の一員として誘ってもらったのが始まり。あのタイミングでできた横浜事業所も少しずつ大きくなって、気が付けば15年も経つんですね。

 私たちの部署の仕事は、大きく分けて「測量」「地盤調査」「役所調査」とあります。どれも毎回のように現場が違って、仕事内容としてもマンネリ化することが少ない。裏を返せば読めない波が多すぎるというか、突然バタバタ~っと仕事が重なることも多くて。今日もちょうど慌てていたところです(苦笑)。

スペシャリストを育て分業化を進めたい

 以前は現場ばかりだった自分も、今は少しずつ手離れして、確認役に回れるようになってきたことは一つの収穫です。第三者の視点ができることで、以前に比べて図面のミスという
のも減ってきたように感じているからです。

 一方で今後の課題としては、分業を進めていきたいなと。正直なところ、私はこの仕事が長いのもあって測量も調査もオールマイティに見られるのですが、組織としては先にスペシャリストを育てて、「これはこの人に」と任せられる環境を作っていきたいんです。それは各自のステップアップのためでもありますし、ゆくゆくは自分があっちもこっちも見なければ…という状態を脱していかなければなりませんから。そういう意味では新しい戦力も大歓迎ですし、既にいる人たちももちろん、一人前になろうと頑張ってくれています。

 女性職員のなかには、ネイリストという前職からキャリアチェンジをして、測量の業務に奮闘している方もいるんです。今はまだお子さんが小さいことから週3回の勤務が限界ですが、お子さんが大きくなったら正社員にということも視野に入れています。そういう姿には、こっちが刺激をもらいますよね。

入社を検討している人へ

後継者をつくっていかなければ、という思い

 最初に入社15年という話をしましたが、年齢としても50歳、同僚を思い浮かべても随分と年齢を重ねてきてしまったなと痛感しています。もちろんまだ自分自身がやるべきことはたくさんありますが、同時に後継者もつくっていかなければと危機感を覚えています。

 現場仕事は体力も求められますし、測量で言えば1mm単位の正確さも求められる仕事です。決して簡単な仕事ではないかもしれませんが、あまり深く考えすぎず、まずは飛び込んでほしいなと。現場で私たち先輩が指導することもできますし、一人前を育てるための分業でもあります。
20代の社員も、きっと同志のことを待っていますよ!