万一の災害に備えた積極的な「水」対策のご提案
公共インフラ寸断の中で、私たちの生活に最も大きな影響を与えるのは水道です。
電気やガスの供給寸断は、ある程度の代替えが可能ですが、
断水に対しては飲料用ペットボトルの備蓄や雨水貯水の利用などの短期的な補給方法しかありません。
水道の復旧にはかなりの時間がかかるでしょう。
自治体や自衛隊の給水供給にも、時間制限や量に限りがあります。
そこで今、最も注目されているのが、非常時の際のバックアップ水源として利用する災害用井戸の設置です。
万一の時の安心。非常時の余裕。災害時の公共インフラの被災に備えて個人でも災害用井戸を設置されるお宅が増えています。
自分の家族と生活は自らの手で守る。災害用井戸は、積極的な災害対策のひとつとして非常に有効です。
災害用井戸の設置
当社では、お客様の井戸設置希望地の事前地質調査をはじめ、掘削工事、配管設置、ポンプの取付け設置、さらに水道法原水全項目・食品衛生法に関する項目に基づいた水質検査まで、総合的に承っております。
災害用井戸設置の流れ
まず、お客様の居住地ほかの災害用井戸設置希望地について、文献または現地調査にて調査いたします。この調査により、おおよその掘削深度が判断できます。この時点でお見積もりが可能です。
まず、お客様の居住地ほかの災害用井戸設置希望地について、文献または現地調査にて調査いたします。この調査により、おおよその掘削深度が判断できます。この時点でお見積もりが可能です。
地盤の状況に合わせて機械の搬入・組立・整地を行い、当社の直営にてボーリング掘削工事を行います。作業日数は地層の状況にもよりますが、15m以内の浅井戸であれば4日程度の作業で掘り上がります。
また、掘削作業において約5m×5mの作業区画が必要となります。
集水用の有孔管を先端につけた配管を設置します。可能です。
ポンプを取付けます。使用目的や水量、地下水位の高さ、ご予算等に応じて適切なポンプを取付けます。
地下水からサンプルを採取し、分析室へ持ち込み目的に応じた項目の検査を行います。
浄水装置・発電機の設置
ポータブル発電機の一例
市販の浄水器・浄水装置の例
災害用井戸の構造図
水質検査の結果、飲用に適さないと判定されても、個人向け浄水装置の設置により一般家庭の必要量を満たす飲料水を作り出せます。
さらに、大型の浄水装置を設置しなくとも、日常は植物への散水・洗車・洗濯等の雑用水として利用し、
災害非常時のみ簡易式の浄水装置を使用する事も出来ます。
簡易な浄水装置は安価な市販品からお選びいただけます。
また、電動ポンプを設置した場合、停電による動作不能をさけるため、発電機の設置も可能です。